歌うゲームオタク生活

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流行り神~警視庁怪異事件ファイル

ホラー、怪談、稲川淳二、百物語、都市伝説…これらにビビっとアンテナが動く人は問答無用で買い


友達の友達からきいた話なんだけどね…」がキーワード。

 

「フレンド・オブ・フレンド」というらしい。

民俗学とかの専門知識を知らなくっても楽しめます。


私はPSPでプレイしましたがいろいろ移植版やベスト版も出ています。私がプレイしたバージョンは特典にオーディオドラマとして短編怪談が6話聴けるものでした。短いながらもなかなか楽しめました。データベースとして都市伝説の解説が読める機能もあるので、これもオカルト好きにはたまらない。

 

テレビ番組の特命リサーチ200Xとか子供の頃にわくわくしたものが、再び目の前に差し出された気分だった。


イラストはリアル調。渋さが良い感じ。文章はグロテスク成分多め

 

 

シリーズ通して家族との繋がりがサブテーマになった事件が入っている。

なので感動要素もあり。バッドエンドも思わず見たくなる作り込みぶりのシナリオは既読率100%にするのが苦になりません。

 

しいて悪い点を挙げるとすると1作目だけありフローチャートなどの機能が搭載されていないので未読がどこだか探しづらい

普通の捜査では解決が難しい事件、未解決の怪異的な事件を警察官の主人公が捜査していくというストーリーです。捜査方針によっては事件の顛末が変わってきます。


尚、主人公は霊が祓えるなどの能力を持っていませんが世界観としてはそういった要素も後々出てくるのであしからず。基本は心霊現象や犯人と思われる人物に対して立ち向かっていくスタイルですが、確信に近づくには勇気(カリッジポイント)を消費し使い切ると選択できなくなる。危険回避に必要な場合もある。


推理要素もありますが神経質になる必要はないレベル。


最初の「チェーンメール」は当時のケータイ世代としては懐かしい限りな題材。のっけから”次の犠牲者はあなた”のところで心臓わしづかみでした。今でもトラウマ。名前の「はっとりえりさ」と「エリザベート・バートリ」の言葉遊びも解ると思わずニヤリw細かいところもお楽しみ要素あり。

 


個人的には1は「鬼」が好きなシナリオでしたね。恐ろしいだけでなく物悲しくもある。身を隠すようにして暮らしたことがある人ならば、ある人物の”日記”の執拗さ肉薄具合がドキリとするはず。

 

人の執着を恐ろしく感じるのは自分の身にも覚えがあるからかな、下手なドッキリ系よりじわりじわりと迫ってくる怖さだった。

他にもポピュラーな「コックリさん」や「神隠し」があるので都市伝説初心者にもおすすめの一本でした。

 

続編のレビュー&感想の記事もあります☆↓

 

shinashinayaka.hatenablog.com

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