幻想水滸伝 Ⅱ
これは、正確にはプレイしていません。
じゃあなんでレビューできるのか?
全て見ていたからですね。
この時は年齢的にもRPGを買っても攻略できる忍耐力がなかったもので、姉がプレイするのをジッと見ていたわけです。
でも、ちゃんと全編見てるのでご安心を!もちろん108星全員のイベント見ましたよ。
PSのソフトではこれが最初の記憶かな?ハードが出て初期の頃に発売されていました。
それにしても、隣に行くまでプレイさせないって、なんてワガママだったんでしょw
さてさて、それでも愛は人一倍なもんで、分厚い攻略本と設定資料集の2冊を抱えながら観戦してましたよ!
机にはポストカードを写真立てで飾ったりしたしねw
今でもエンディングの「夕日をバックにしたジョウイ」が記憶に残り続けています。
きっと皆のトラウマ体験。
あれはズルい。
ラスボスを倒して皆に期待されるさなか、城を飛び出すなんて1週目は思いつかなかったですもん。
引き止めにくるキャラもいますしねw
これは主人公が無口なのも相まって、何を考えているかわからないからそうなっちゃうわけですよね。
きっと本当はオープニング直後のイベントでのあのやりとりを主人公はずっと胸に抱いているわけですよ…
泣かせますよね。あぁ、無口で健気な君が好き。
攻略を見ないと2回目ぐらいでレックナートの言葉に負けちゃったりとか、ベストエンディングを迎えるためにはそりゃもう
豆腐メンタルには気持ちの落ち込みが連続ですよ。
そうして、ナナミの死も実は優しい嘘で生きていました→迎えるハッピーエンドのなんて感動すること!
始めてRPGで泣きましたよ。もうね、これ以上の思いやりの連鎖で泣けるのって少ないと思うの。
あとは月夜のシーン。
戦乱の中心になろうとする主人公をナナミが「逃げちゃおうか?」と誘うところ。
あれも、愛ですよね。頑張れを連呼するのが王道なんだろうけど、そういう”弱さ”も受け入れてくれる存在を羨ましく思ったり。
ゲームバランスとか世界観で圧倒されるゲームは数あれど、幻想水滸伝Ⅱは「純粋な気持ちのやりとり」に痺れるゲームでした。
もちろんサウンドも当時口ずさんでたなぁ。メインテーマも印象深いし町とかも特徴があってまさにしっくりくる。
グリンヒルの音楽が異様に好きだったな(笑)
小さい頃の記憶だから、大人になってからだとまた違う視点でプレイできるんだろうなぁ。
今はⅠ&Ⅱが一緒になってPSPでパッケージングされている。
1本だけでも相当なボリュームなので2作やったらどれだけの時間がかかるんでしょうね?
Ⅰは未プレイなんですが、前情報だときっとグレミオを好きになるんだろうなぁ。
自己犠牲の強いキャラが出てくるのは感動する反面、しばらく立ち直れないよ~