BLACK MATRIX +(ブラックマトリクス クロス)
私の人生初マスゲーです。
これは印象に強く残っている作品。PSソフト。移植版もセガサターン、ドリームキャストなどで出ている。
各ハードで絵柄が結構違う。
気に入って買った理由はイラスト。ヴァイスで有名な土屋さんがデザインしている。
世界観はダークで善悪が逆転した世界。個性的かつ独特の雰囲気。
キャラの衣装もフェティッシュ系が多い。
主人公のアベルは記憶を無くしご主人様(数人のキャラから選べる)のヒロイン(男性キャラ1名も)と二人きりで暮らしていました。
第1章は平和そのものでステータス上げの為のミニゲームがある。ギャルゲーのようにほんわかしたラブラブぶり。
まぁ、プレーンにドミナを選んだよ。プラハも捨てがたかったけど。お姉さんキャラ好きならその2択でしょうw
何周もプレイするものだと思っていたけど思いのほか1周に時間がかかったので他のご主人様は1章をサクッとプレイしたのみ。
そこから一転2章からは過酷な旅に出ることになります。
邪神がどうとか、血の儀式とか、神話やオカルト好みの人向けの要素はこの章から出てきます。
ストーリーはというと…
邪神の鎧に選ばれたキャラたちが各罪を背負った人物で、メインのキャラ達は1人につき1章づつイベントがあります。
この世界の罪とは、現代の美徳です。
愛情であったり、友情であったり人のためになることは「しちゃいけないよ」という何とも変わった世界。したら投獄されます。ダメ絶対。
暴飲暴食が美徳だったりとまぁ何でもあり。
太ってても良いのは魅力的じゃないかな?(笑)嫉妬が美徳というけれど、愛情の裏返しみたいなものだから、片方をのけ者にするのはどうかなぁ?
とは思ってしまいますが。その辺は難しい問題ですね。
犯罪のすべてがOKなら、そもそも町なんて発展しませんよね。盗まれて物自体が無いでしょうから。
落としどころは心のうちに。
さてさて、今作で私の心をくすぐったのは弱者の罪を背負う「ピリポ」です。
そう、間違いなくこのゲーム”最強”のあいつです。
どこが弱者かっっっ!w
レベルアップすれば反撃設定のピリポを前線に置くだけで全コース制覇できるという恐ろしい子です。私はレベル60ちょっとですでにその状態になりました。
設定恐ろしくミスってますね。あるいはゲームバランスが…
弱者に全員惨敗だから安心して強者を名乗ってくれ!
ルピルピは終盤に抜けちゃうの知ってたからかわいくても育てられなかったなぁ。残念。
邪神の鎧が着れないキャラも死んだら一貫の終わりなので同じくほぼ未使用。仲間にする意味とはw
余談ですが、ガイウスも裏パラであろう回避数値が恐ろしく高いので育てれば”回避の壁”も出来ちゃったりします。
最序盤はみんな一長一短で全員に使い道があるのですが、後半はキャラ差が激しいゲーム。
鎧召喚は1回も使わずにクリアがデフォルトかなw
アベルのレベルアップは最低限だったので最終戦闘はきつかったなぁ。レベル差2倍以上!育てた味方みんなと戦うなんて思ってもみなかったw
あぁ懐かしいなぁ。
同時期に発売されていた「サモンナイト」なんかもゲームシステムは似ていたけど、世界観が真逆だから、これもプレイした?って聞きづらいんだよなぁ…
このゲームは味方のレベルを上げれば楽に勝てますが、マスゲーは基本高難度ゲーだと思います。そんなドMなあなた向けのゲームはこちら↓☆カワイイ見た目とは裏腹…