ルパン三世の歌~カラオケの思い出
オタク…それすなわち一つの分野に対する貪欲な探求心と作品を愛する気概のある人。
昔ほど軽蔑されなくなったものの、平気でオタク全般を見下すタイプの人っていますね。
そんな人の歌う歌に限って、技術があっても、どこかつまらなかったり…
流行りの歌を歌って。
すぐ次のものに飛びつき昔ハマっていたものもダサいと平気で言える。
それでも、学生の歌のテストや機械の採点ならば高評価なのでは。
でも、やっぱり歌は「その曲をどれだけ愛せるか、思い入れがあるか」「作り手の気持ちや歌詞に共感できるのか」
この辺が肝じゃないでしょうか?
例え古くとも
愛され続ける曲にはそれだけの理由があると思います。
ルパンの曲などは私たちアラサー世代よりも、前の世代の方の方がリアルタイムなのでより一層そう感じるのではないでしょうか?
遡って全シリーズを見るほどのルパン好きである私。
同世代が「ルパン音頭」を知らなくても上の世代の方が話題にのってくれるだけで嬉しいのです。
そこに歴史があるのです。
当時見た人の意見なんかも聴けちゃったりして。得した気分!
また話は歌に戻りますが、どんなに本人がヘタと言っていても遠慮がちでも一曲を猛練習したんだなって曲はやっぱり心に響きます。ガツンときます。
音楽今まで何もしてこなかったよ。って人の歌でも泣けることももちろんある。
そんなときは、あぁ負けちゃったなぁって思いますし。悔しいから素直に褒められないこともあります。
優劣をつける必要なんてないってよく聞きますが、それを言う人大体ものすごく上手い人。
やっぱりね。ものすごく技術の高い人にも「曲への気持ち」や「思い入れでは負けたくない」の。オタクだからね。
相手がライブに出てたって、本当は気後れしたくない。作品への”好きレベル”では負けてるつもりが無いですもん。
ある時は声でお仕事されてる方と運よく一緒に歌わせていただける機会があって、プライベートなのに緊張で全然声が出なくて焦ったっけ。気持ちと声は連動しないですねw
そんな良い方に限って、オタクである私たちにも快く合わせてくださったりするんですよね。アニソンなんて全然歌いそうもないのに、間奏の間もルパン三世と銭形警部のモノマネつき。本当に感動!
でも、違和感全くないんです。そう、合わせてくださったのもあるんだけど、当人も絶対的にルパンが好きなんですね。
それが伝わってきたからこそ楽しめる。
きっと先日のモンキー・パンチさん死去のニュースを見たから思い出しちゃうのね。
寂しいなぁ。今後も人気作であるだけに、続いていくんだろうけれど、ゲゲゲの鬼太郎よろしく方向転換しちゃうのかしら?
私はきっとこれからもルパンのカラオケを歌い続けると思います。
「ラブスコール」とかは現代的にアレンジされたりするし、どんどん変化していってますが、
新しいルパンも応援しつつ古き良き時代のものも心に刻み付けたままでいたい。
女性向けの選曲になりますが、ルパンのカラオケ配信曲も併せてご覧いただけると嬉しいです☆↓