428封鎖された渋谷で
こちらは、他ブログでのゲームレビューが高かったので買ってみた作品。
普段アニメ系の絵のゲームしかプレイしない方でもゲーム好き、特にサウンドノベル好きなら迷わず買い。絶対的におすすめ出来る。
物語は実写の静止画やかくかくしたコマ撮りの様な表現やたまに動画が組み合わさって進んでいく。音声は基本無し。
舞台は200X年の渋谷。タイトルの428も渋谷と読む。
携帯がガラケー(懐かしい限り!)だったり、テロが作中に出てきたり当時の雰囲気と年代を思い出す。
もうクリアまでいっきに血眼で長時間プレイしたよねwというのも、複数人の登場人物のお話を交互に読み進めながら展開していく
ストーリーでどんどん先が気になって気になって。
一人の行動を変えると他のキャラクターが行動不能になったりして原因を探っていくのがくせになる。終盤以外ヒントがあるので話が詰まってイライラすることもない。
難しい言葉や専門用語も出てくるが、解説がその場で見られる。この解説がとにかくバラエティー豊かで堅い話をギャグ調にしてくれたり連続ストーリーになっていたりクイズが入っていたりと盛りだくさん。
私はこの機能が特に面白かった!
そして話が盛り上がって一気読みしたい部分では解説が必要な言葉は最小限。お見事!
人物像もサブキャラや出てくる小道具にまでも、寸分の隙もなく緻密に物語に絡み合ってくる。(プリティーハニーのところは農園のくだり これは…wってなったよね)大風呂敷をひろげたそのうえで全てのフラグを回収し物語が収束していく様は圧巻の一言。
物語序盤で出てくるどうでもよさそうなものが事件解決のとんでもない鍵になってくる。 まさかの連続。
推理して楽しむのも、ただただ巻き込まれた登場人物の一人に感情移入するのもどちらでも楽しめる。
追加シナリオやミニクイズクリアで見れるミニシナリオも各キャラクターの個性を楽しめるのでぜひ最後までプレイして頂きたい。
あとはchunのPSソフト”弟切草”をプレイしたことがある私には思わずニヤリとするファンサービスもありましたw
読みにくい長文にお付き合いしてくれてありがとうね。
chunでおなじみ我孫子さんみたいに素敵な文章が書ければいいのになぁw