流行り神３～警視庁怪異事件ファイル
風見純也が主人公の流行り神はいったんこれで完結。
PS4やPSVITAで新規女性主人公の真・流行り神シリーズが続いている。（ただしZレーティングの為年齢が届いてない人は注意！）
この３はPSPのみの発売で移植版は無し。追加コンテンツは新キャラ羽黒薫の”トイレの花子さん”であるが実際には神隠し編の完結編にあたる。ゆうかの友達であった方の羽黒薫も登場する。ネット環境さえあれば無料でダウンロード可。
（現在はPSPストアが新規のダウンロードができない状態なので昔ダウンロードしたデータは機体を買い換えるとプレイできなかった）悲しい…
ディスクでもミニゲームが一本遊べるが、公式ホームページにもミニゲームが１０本ある。現在もフラッシュさえあれば遊べる（２０１９/３）
何ががっかりって………
完結編にしては謎を残しすぎて終わる。それに１や２に比べて文章や世界観での引き込み力が落ちている。これらはAmazonレビューをいろいろ見ましたが皆さんのおっしゃる通り。ファンの多い作品だけに期待と実際がかなり違った。
それでも私はプレイしないよりは、すっきりしてから真・流行り神をプレイすることをお勧めする。３の悪い点については出尽くしていると思うので私は良い点についてレビューしたい。
まず全体のボリューム。これは冗長ともいえるし長く遊べるともいえる。シナリオ数はメイン５話と初代編纂室メンバー２人のお話が各１話ずつ。ダウンロードコンテンツ無しなら７話。１話１話が長いので分岐地点から遊べるフローチャートシステムは大助かりだった。
新キャラの薫は、オカルト漬けの青春時代を送ってきた人なら好きになること間違いなし。こんなにバイタリティのある少年みたいなキラキラした大人になりたかったなぁ（遠い目）おなじみ佐々木課長の嫌味すらどこ吹く風。どこか憎めない感じのインテリオタク君なのにルックスはいいですからね。ギャップ萌え。
彼のシナリオでは飄々とした彼も悩みを抱えていてそれが良かったですね。結局同じ雰囲気を漂わせている道明寺の方は謎は明かされないままだったなぁ。彼の正体は一体何だったのか…
しかし、新キャラの登場で問題点も出てきてしまっている。インテリキャラが増えることで、１からの人見さんや水明などの解説の必要性が減り必然的に出番が減ってしまったこと。閉鎖空間での事件解決のためにその場に必要だったのも分かるけれども、せっかくのシリーズキャラの出番が減るのは寂しいじゃないの。
いやでも結論としてはプレイ出来てよかったなぁ。というのが正直なところ。日本一ソフトウェアの１０周年企画で実写化が話に上っていたけどそちらは立ち消えになっちゃいましたからね。予算とか厳しかったんだろうな。
発売までこぎつけてくれただけ良かった。ありがとう日本一ソフトウェア。
そして待ってます！流行り神４。出ないかなぁ～
１と２のレビュー＆感想もしていますので、よろしかったら見て行ってくださいね☆↓
