1999ChristmasEve(1999クリスマスイブ)
これはサウンドノベルで知らぬ人のいない「かまいたちの夜」に触発されたチームの作品なのでとっても良く似ている。
PCのフリーゲーム。(2019/3現在サイト閉鎖状態)
どの辺が似ているのかというと文章全体の持っている雰囲気や、雪で交通がマヒした状態の閉鎖空間からの脱出をするところ。若い男性が主人公で、パートナーは彼が好意を持っている女性。分岐が豊富なところ。
私の場合、普段はフリーゲームは課金ゲームの無料のところまでプレイ程度しかしないけれど、これは制作者も課金が目当てじゃない分、広告や煽りもないのでどっぷりストーリーに没頭できた。
フリーゲームといっても侮るなかれ、心臓の弱い方は要注意。超のつく本格派。
個人的には怖さではかまいたちをしのいでいると思うし、PSP等のホラー系ゲームも何本かプレイしているがこれは恐怖度が屈指。粗いグラフィックがかえって想像を掻き立てたり、効果音のなるタイミングなんかも絶妙。サウンドノベルでここまで怖いのって、珍しい。
私の場合、”怖すぎて”後で…落ち着いたら…コンプリ…する…なんていってるうちにパソコンが対応OSじゃなくなって泣きを見た。それぐらい一息にプレイが出来ない。
グッドエンドも何種類かあるのでトゥルーエンドがみれてたかなぁ?と思うもののプレイ動画なんかもあんまり出回ってないのね。
とにかくバッドエンドを含めると数えきれない程のエンディングがあるので生きて帰るだけでも最初は一苦労。
攻略サイトは必須。何度も災難にあわせてごめんね主人公。
印象に残っているのは外に出てから建物内に戻るまでの体力が減っていく中での捜索作業。弱っていく中で探し物をしなくちゃいけないんだけどじわじわと真綿で締められるように追い詰められていく。
あ、安心して一休みできる場所があったー!なんて寝たりしたら…
今更感はあるけど、またプレイ出来るようにならないかな。
かまいたちシリーズ自体は萌え絵のバージョンなんかでも復刻されていたりとまだまだオワコンじゃないのねぇ。
ペンション、シュプールが懐かしいw
☆VITAのかまいたちもプレイ感想書いてます☆↓